国産仮想通貨MONAモナコインの期待

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日本製仮想通貨MONAモナコイン

ビットコインの開発者が日本人エンジニア サトシナカモトだったというお話は、本当のようで状況証拠がなく、これからもしばらくの謎になりそうですが、アルトコインの中には日本製の仮想通貨もあります。

2013年12月にインターネットサイト「2ちゃんねる」を騒がせたのは、Mr.Watanabe(わたなべ)によって国産暗号通貨が開発されたということ。
ライトコイン(ビットコインから派生)をベースに開発されており、Monacoinネットワークユーザー同士のブロックと呼ばれる承認で送金が保証される仕組みです。

馴染みの国産暗号通貨

ビットコインが普及してから現在まで12年が経ちますが、未だに一般的な決済手段にはないのは事実でしょう。
投資対象であったり、金(ゴールド)に変わる世界的な安定資産という位置付けです。

決済といっても、他の仮想通貨との交換や短期的な貸付金で使われており、本格的な取引は大手企業や大資産家の間でのみ成立しています。
一方、1コインあたりの取引価格が実際の通貨に近いXEMネムやXRPリップル、最近注目され始めたXLMステラルーメンなどアルトコインはオンライン上の取引で利用されています。

特にXEMネムはオンラインサロン、XLMステラルーメンはオンラインゲーム上での取引が盛んというように、アルトコインによって取引される市場に違いがあります。
国産仮想通貨でもあるMONAモナコインは、国内のパソコンショップの実店舗とWeb通販で決済手段として承認されていたり、オンライン上で土地取引に活用され始めています。

MONAモナコインの今後

2020年下半期から2021年の年明けまでの仮想通貨バブルで、MONAモナコインの資産価値も右肩上がりです。
2021年2月に一時290円台の取引価格を記録しましたが、現在は200円前後で推移しています。

国産仮想通貨でもあるMONAモナコインは、主に国内のユーザー同士で取引がされており、他のアルトコインに比べて価格の変動が緩やかで、おおよそ150円から200円前後で落ち着いています。
投資対象として、資産価値を数倍にしてくれる期待は高いとはいえません。

反対に、国内にユーザーが多いメリットとして、極端な値動きがなく安定しているのが、実用的な仮想通貨としての魅力ではないでしょうか。
今後は、現在の200円前後で保有し、仮想通貨市場全体の資産価値上昇に合わせて10〜20%の利益を期待した、長期的な運用方法が向いているといわれています。